普段何気なく、飲んでいるジュースですが、
飲み過ぎると高血圧になる可能性があります。
昔から人口甘味料を含んだジュースは健康に良くないと言われています。
高血圧になるとは、あまり聞きませんが、本当でしょうか?
研究報告を発表したのは、カナダのオンタリオ心臓・脳卒中財団を中心とした
研究グループです。
2015年8月12日に、栄養学分野の国際誌である
アメリカン・ジャーナル・オブ・クリニカル・ニュートリション誌オンライン版で
報告しています。
分析したところ、甘い飲料を飲むと高血圧になりやすいとあらためて
確認されています。
研究グループは、果糖を含んだ甘い飲料と高血圧のリスクとの関連性を
検証しています。
果糖の過剰摂取は肥満や脂肪肝の原因になり、何よりブドウ糖の約100倍も
糖化しやすく老化を促進します。
果物は適量で済ませやすいですが、清涼飲料水などには大量に
使われていますので、簡単に過剰摂取となってしまします。
研究グループは従来の追跡調査をまとめて分析しました。
その結果、甘い飲料を飲むと、高血圧になるリスクは12%増えていました。
量との関係を分析したところ、甘い飲料を毎日1本多く飲むたびに
7.2%リスクを増やしていました。
果糖と高血圧の直接の因果関係ははっきりしていませんが、
果糖の過剰摂取により、肥満になることにより、血圧が上がると考えられます。
適度な果糖は問題ありませんが、どうしてもジュースだと、
過剰に摂取しがちになります。
血圧が気になる方は気を付けましょう。
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