高血圧は食べ過ぎが原因?

「食事は1日3食とるのが、当たり前」、「朝食抜きは健康に悪い」など、
一般的な常識だと思います。

しかし、飽食の現代、実に40~74歳の男性の2人に1人がかかっている
「メタボ」(メタボリック症候群)は、高血圧、高脂血症、高血糖、肥満
(腹囲が85センチメートル以上の男性、または90センチメートル以上の女性)
「食べすぎ病」ともいわれています。

肥満は高血圧の原因の一つですので、「食べ過ぎ」を控えれば、血圧にもいい効果が
あるということです。

 

食生活の変化

 

昔の日本人の生活は、日没とともに就寝し、日の出とともに起床して朝飯前に一仕事。
例えば農作業などの肉体労働をした後で、ご飯に味噌汁、つけ物などの「粗食」を
とるような生活でした。

そもそも人間は、一日二食の時代が長かったということです。
なぜかというと電気、ガスなどが発達していなかったため、
調理に使う火は貴重でした。

また、どうしても日の光があるうちに、活動するために、
一日二食であったと思います。人間の身体は一日二食でも大丈夫のように、
なっているということですね。

(その他。エジソンが発明したトースターを売るために、食事の回数を増やす
習慣を定着させたとの説もあります。)

トースト

しかし、現代人は、夜遅くまで仕事をし、それからお酒を飲みながら
食事をするという人が多いと思います。
働き盛りの男性などはこのパターンが多いのではないでしょうか。

そして、翌朝6時前後に起床して出勤の準備をするわけですが、
その時にはまだ胃袋に食物が消化されていなく、
「朝食を食べたくない」という人も多いです。

にもかかわらず「食事は1日3食とるのが、当たり前」、「朝食抜きは健康に悪い」
という一般論に呪縛され、胃袋に無理して朝食を詰め込んでしまいます。

あなたも心当たりがあるのではないでしょうか。

その結果、食べ過ぎとなってしまい、高血圧、高脂血症、高血糖、痛風、がんなどの
生活習慣病で苦しむことにななってしまいます。

 

過去の食料不足では

 

第二次世界大戦が終結した1945年のヨーロッパや日本の状況です。
極度な食糧不足に陥り、多くの人が空腹を余儀なくされた結果、
その年の生活習慣病の罹患率が、過去最低を記録したことは、
統計が明確に表しています。

日本でも、昔から「腹八分目に医者いらず」という格言があります。

 

なぜ空腹が良いのか

 

その主役はサーチュイン(長寿)遺伝子です。
あまり聞き慣れない言葉ですが、老化をコントロールする遺伝子です。

普段はこのサーチュイン遺伝子はオフ、つまり働いていないのですが。
空腹になると活発化させ、健康長寿に導いてくれます。

これは、米マサチューセッツ工科大学のL・ガランテ教授が2000年に発見しています。

また、空腹の時は、胃からグレリンというホルモンが分泌されて脳の
海馬領域の血行をよくし、記憶力が増し、頭が冴えることもわかっています。

 

どのように食べ過ぎをコントロールするのか

 

まず、自分の体に正直に食べたくない時は、無理せず食べないことが大切です。
「食事は1日3食とるのが、当たり前」、「朝食抜きは健康に悪い」の
呪縛から逃れましょう。

食べたい人でも高血圧など種々の病気で悩んでいる人は、
食べないで一日のどこかで「空腹を感じる時間」をつくりましょう。

但し、カロリーを減らしすぎると、免疫機能が低下したり、
骨密度が減少したりといった副作用も考えられます。

食べ過ぎず、栄養バランスのよい食事でカロリーを控えめにすることが、
サーチュイン遺伝子のスイッチをオンにして老化を抑制する秘訣です。



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