高血圧と腎臓の関係

腎臓をいたわることで、高血圧の予防ができます。
どういうことでしょうか?

腎臓は沈黙の臓器の一つで具合が悪くても、自覚症状は出にくいです。
自覚症状が出た時には、人口透析が必要になるほど、悪化して
しまっている場合も多いです。

そんな腎臓ですが、腎臓の機能低下が30%~60%程度の
軽度の腎臓病の場合、腎不全などの腎臓そのものの病より、
脳卒中、心臓病などの血圧を原因とする病で亡くなることが多いのが統計で分かってきました。

100人の患者さんをサンプルで調査した結果、
腎不全で亡くなった方     ・・・ 1人
脳卒中、心臓病で亡くなった方 ・・・ 24人

圧倒的に血圧を原因として亡くなった方の方が多いです。
では、次になぜ、腎臓機能が血圧を上げるのかを説明していきましょう。

 

腎臓のホルモンが血圧を上げる

 

血圧を上げることに大きく関係するのは、「レニン」という腎臓のホルモンです。
腎臓の主な働きは血液をろ過して、老廃物を尿として、体外へ排出することです。

この腎臓のろ過効率が低下してくると、血液の多く流し込むことにより、
ろ過効率を元に戻そうとします。

血液を多く取り込むために、血流を速くしようとし、「レニン」を分泌します。
「レニン」は全身を駆け巡り、血管を収縮することで、血液の流れをを速くします。

血管を収縮することにより、血圧が上がるというわけです。

しかし、放置すると、症状は悪化します。
血圧が上がると、血管が損傷します。それは、腎臓の血管も同じです。

腎臓の血管が損傷すると、血液のろ過効率が低下し、「レニン」が分泌し・・・と、
悪循環になってしまいます。

腎臓と高血圧

 

 

腎臓をいたわるには

 

ここまでで、高血圧の予防に腎臓をいたわることが大事なことが分かりました。
では、具体的にどのようなことに気を付ければよいのでしょうか?

腎臓病を防ぐために気を付けたいのは、塩分・タンパク質・カリウム
採り方です。

塩分を控えめにするのは基本ですが、治療と予防ではタンパク質・カリウムの
考え方が異なります。

心配な方は、お医者さんと相談しましょう。

腎臓の食事

 

 

腎臓の検査

 

腎臓は過去に「不治の病」と恐れられていましたが、現在では腎臓の機能低下が50%程度で
発見し、しっかりと治療をすれば、回復する場合もあります。

したがって、対策としては定期的な検査が重要です。

腎臓の機能検査は大きく2つあります。

・血清クレアチン検査
腎臓のろ過機能レベルを「クレアチニン」という腎臓から排出される老廃物の
濃度で検査をします。血液検査になります。
健康診断などで、有料で受けられることが多いです。

・尿たんぱく検査
まずは気軽にという方はこちらでの検査もできます。
薬局などで1,000円くらいで販売している「たんぱく尿検査キット」
使用します。

月1回の検査で3か月連続で陽性の場合や、重度のたんぱくが出た場合は
お医者さんに相談しましょう。



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