降圧剤の種類と副作用(利尿剤)

ここでは、利尿剤について説明します

利尿剤は最も歴史がある降圧剤です。
日本に最初に導入されたのは1959年です。
副作用も少なく、実績がある降圧剤といえます。

しかし、最近ではあまり処方されないようです。
その理由としては錠剤の単価が関係あるようなのです。

利尿剤の一錠当たりの単価は5~25円です。

錠剤

一方、最近処方が多い、ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)
一錠辺りの単価は40~250円と高価です。

薬剤が高い方が、製薬会社も処方する医師も利益が上がります。
本当の薬の値段のよって、処方されているとしたら怖いことです。

患者へのリスクもあり、医療費の高騰も招きますので、
そうではないことを信じたいです。

 

利尿剤の作用

 

利尿剤の作用を説明する前に、血圧の上がる仕組みを
説明します。

血圧の上がる原因は様々ですが、その一つは血管の太さに比べて、
循環する血液の量が多いことがあります。

ホースとその中を流れる水の関係を考えればわかりますが、
同じ太さのホースであれば、多い水を出そうと蛇口を
ひねればホースに高い圧力がかかります。それと同じ理屈です。

・塩分が血圧を上げる

人間は血液中の塩分濃度を一定にしようとする働きをします。
血液中の塩分濃度が高くなると、それを薄めようとするため、
尿の排出を抑えて、塩分濃度を一定にするわけです。

そうなると、体液が増えることにより、血液量も増え、
血圧が上がることになります。

塩

・腎臓が血圧を上げる

血液中の塩分濃度が高くなると、腎臓は血圧を上げるホルモンを分泌します。

通常、腎臓は塩分を取り込み働きをします。
長い歴史の中で、陸上に住む生物にとって、塩分は貴重な物質のためです。

塩分の量が多くなると、塩分を取り込む必要がないため、
尿を出やすくして、一緒に塩分を排出しようとするため、
血圧を上げます。

腎不全

 

 

利尿剤はこの仕組みを改善するために、尿への塩分の排出を促します。
また、尿を排出することにより、体液の量を減らし、
血圧を下げる効果があります。

 

利尿剤の副作用

 

実績があり、副作用も少なく安全な利尿剤ですが、
副作用がまったくないわけではありません。

・カリウム不足
利尿剤に中にはカリウムを一緒に排出するタイプがあります。
カリウム非保持型利尿剤といいます。
元々、ナトリウム(塩分)とカリウムの排出には密接な関係があります。
(詳しくはこちら

カリウムが不足すると尿酸が溜まり易くない、痛風になるリスクがあります。
しかし、これに関しては、カリウムを食物(バナナ等)で補い、
水分を多めに取ることで、尿酸を排出しやすくすることで対応は可能です。

・血糖値が上がり易くなる
血糖値が上がり易くなるという事象もありますが、
適度な運動、適切な食事をすることで回避は可能です。

安価で副作用も少ない利尿剤です。
この記事を読まれて気になった方はお医者さんと相談してみたら
いかがでしょうか。



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