降圧剤の種類と副作用(βブロッカー)

βブロッカー(β遮断薬ともいいます)は交感神経に作用して、
心臓の働きを抑え、血圧を下げる薬です。

βブロッカーの説明をする前に交感神経とアドレナリンの話をしたいと思います。

 

アドレナリンの働き

 

アドレナリンは交感神経の作用を強めるホルモンです。
人間は血圧を上げなければならない時があります。

例えば、朝起きるときですとか、会議で発表するときとか、
古くは、狩りをするときなどです。

身体の戦闘態勢にするために、血圧を上げる必要があるのです。
そのような状態の時には、副交感神経が優勢になるのですが、
その作用を強めるホルモンがアドレナリンです。

アドレナリンにはα作用とβ作用の二つの働きがあります。
同じアドレナリンでも働く場所によって、作用が異なります。

・α作用 末梢血管において、血管を収縮する働きをします。

・β作用 心臓を刺激して、心拍数を増加させたり、
筋肉の血管・気管支を拡張する働きをします。

緊張

βブロッカーの作用

 

βブロッカーはアドレナリンのβ作用を抑える働きをします。
心臓が過剰に反応しないように心拍数を抑えて、血圧を下げます。

なるべく心臓の動くエネルギーを抑えて、心臓を休める働きをします。

 

αブロッカーとは

 

αブロッカーはβブロッカーに比べて、使用には注意が必要です。
なぜならば、心不全の発症率が利尿剤に比べて2倍も多いため、
通常では処方されることが少なくなったためです。

 

βブロッカーの副作用

 

βブロッカーにも使用するには気を付けることがいくつか
あります。

まず、βブロッカーは気管支を狭くする作用があります。
そのため、気管支喘息の患者さんに箸用できません。

また、脈拍を遅くする作用があるため、徐脈(不整脈の一種です)
の人、心不全の症状がある方には、使用を控えた方がよいです。

βブロッカーが必要な人は普段からストレスが感じやすく、
緊張状態が続く方だと思います。

深呼吸

普段から、適度な運動、好きな趣味などでリラックスする時間を
持つようにしましょう。



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